
代表の佐々木です。
2026年、株式会社アクトにとって、大変うれしい出来事がありました。
弊社の作業班が、発注者から「関東No.1の安全作業班」として表彰をいただきました。
さらに、同じ作業班が元請会社からも「施工優良班」として表彰をいただきました。
安全と施工品質。
この二つの面で、外部から高い評価をいただけたことを、経営者として大変うれしく思っています。
そして今回、特に印象に残っている言葉があります。
発注者からいただいた、
「安心して見ていられる」
という評価です。
私は、この言葉に大きな価値を感じています。
もちろん、関東No.1という結果も素晴らしいものです。
私は社員にも、
「関東一ということは、日本一だ!」
という思いを伝えています。
それほど誇らしい結果です。
ただ、今回の表彰を通じて、改めて考えたことがあります。
それは、
「安心して見ていられる現場とは、どのような現場なのか」
ということです。
単に事故が発生していない現場なのか。
技術力の高い人が集まっている現場なのか。
施工が早い現場なのか。
私は、それだけではないと思っています。
現場で働く一人ひとりが安全を理解し、正しい判断を行い、必要なルールを守り、チームとして仕事を進めている。
そして、発注者や元請会社が安心して仕事を任せられる。
私は、そこに本当の価値があると考えています。
今回は、アクトが受賞した安全・施工品質の表彰実績と、私たちが大切にしている人材育成についてお伝えしたいと思います。
【2026年、アクトの作業班が安全と施工品質の両面で表彰】
今回の表彰実績を整理すると、二つあります。
一つ目は、発注者からの安全表彰です。
アクトの作業班が、関東No.1の安全作業班として評価され、表彰をいただきました。
そして二つ目が、元請会社からの施工優良班としての表彰です。
重要なのは、これらの表彰を受けたのが同じ作業班であるということです。
安全面で評価される。
そして、施工面でも評価される。
これは非常に大切なことだと考えています。
私たちの仕事では、安全と品質のどちらか一方だけが優れていれば良いというわけではありません。
安全に施工できること。
求められている品質を満たすこと。
工程やルールを守ること。
必要な報告を行うこと。
そして、お客様が安心して任せられること。
これらが組み合わさって、初めて良い仕事になるのだと思います。
今回のダブル表彰は、現場で日々仕事に取り組んできた社員たちの成果です。
表彰を受けた作業班のメンバーには、心から感謝しています。
【「安心して見ていられる」は、非常に価値のある評価】
私は、今回の表彰でいただいた、
「安心して見ていられる」
という言葉を、特に大切にしたいと思っています。
発注者や元請会社は、私たちに工事を依頼する立場です。
工事が予定通り進むか。
安全に作業しているか。
ルールを守っているか。
品質は問題ないか。
何か問題が発生しないか。
こうしたことを気にかけていると思います。
そのような立場の方から、
「安心して見ていられる」
と評価していただけた。
私は、これは単なる施工技術への評価だけではないと感じています。
現場の管理。
作業員の行動。
安全に対する姿勢。
ルールの遵守。
チームとしての連携。
こうした部分も含めて、信頼していただけているのではないかと思います。
私たちが目指しているのは、単に工事を完成させることではありません。
お客様が安心して任せられる状態をつくることです。
だからこそ、この言葉には大きな意味があると感じています。
【安全な電気工事会社とは、どのような会社なのか?】
電気工事や電気通信工事の会社を選ぶとき、安全性は非常に重要な判断材料です。
では、安全な会社とはどのような会社なのでしょうか。
私は、
「安全ルールが存在している会社」
だけでは不十分だと思っています。
もちろん、ルールは必要です。
しかし、ルールがあることと、現場で守られていることは違います。
大切なのは、
社員がルールを知っていること。
なぜ必要なのかを理解していること。
実際の作業で守っていること。
周囲の安全にも目を向けていること。
問題があれば、正しく報告・相談できること。
そして、リーダーがチーム全体の安全を管理できていること。
このような状態だと思っています。
アクトでは、安全教育において、
「なぜ、そのルールがあるのか」
という部分を大切にしています。
【なぜ安全ルールの理由まで教えるのか】
例えば、
「この手順を守ってください」
と伝えることは簡単です。
しかし、私は、それだけでは不十分だと考えています。
なぜ、その手順が必要なのか。
どのような危険を防ぐためなのか。
守らなかった場合、何が起きる可能性があるのか。
ここまで理解する必要があります。
私は社員へ、
「正しい安全知識を持っていなければ、自分自身を守ることができない。そして、人を守ることもできない」
という考え方を伝えています。
安全に対する正しい知識は、自分自身と仲間を守るための大切な武器です。
だからこそ、未経験者にも安全教育を丁寧に行っています。
最近入社した未経験社員に対しても、入社時に人事教育と安全・現場教育を合わせて約6日間実施しました。
安全に関する教育では、基本的なルールや安全仮設の目的を学び、訓練用の電柱を使った昇柱訓練なども行っています。
フルハーネス型墜落制止用器具に関する特別教育など、必要な教育も実施しています。
もちろん、最初の教育だけで十分というわけではありません。
現場で経験を積みながら、継続的に安全に対する知識と判断力を高めていく必要があります。
私は、安全教育とは単に事故を防ぐためのものではなく、
「正しい判断ができる人を育てること」
でもあると考えています。
【安全は、技術だけでは守れない】
安全について考えるとき、もう一つ重要なことがあります。
それが、
「判断の質」
です。
作業の中では、さまざまな判断が求められます。
時間がない。
予定より作業が遅れている。
作業環境が変わった。
想定していなかった問題が起きた。
こうした場面で、何を優先するのか。
その判断が重要になります。
アクトでは最近、全社員を集めて1日をかけた安全衛生協議会を実施しました。
その中では、個別の安全ルールだけではなく、
「効果的な判断とは何か」
についても考えました。
私が社員へ伝えているのは、
「効率的であることよりも、効果的であることを優先する」
という考え方です。
もちろん、効率は大切です。
しかし、効率を優先するあまり、必要な安全確認を省いてしまっては意味がありません。
早く終わることが、必ずしも良い仕事とは限らないのです。
【近道行為と改善は違う】
私は、現場の近道行為についても注意を払っています。
早く終わらせたい。
面倒だから省略したい。
これくらいなら大丈夫だろう。
そうした考えから、本来必要な安全手順を省く。
これは、私たちが求めている効率化ではありません。
一方で、
安全を守りながら、もっと良い施工方法を考える。
品質を落とさずに、作業手順を改善する。
事前準備によって、現場での無駄を減らす。
こうしたことは、積極的に進めるべき改善だと思っています。
つまり、
「必要なことを省く近道」と、
「必要なことを守ったうえでの改善」は違います。
私は、社員一人ひとりがこの違いを理解し、現場で正しい判断をしてほしいと思っています。
【安全だけでなく、施工品質でも評価された意味】
今回、アクトの作業班は安全表彰だけではなく、元請会社から施工優良班としても表彰をいただきました。
私は、このことにも大きな価値を感じています。
私たちの仕事は、安全であることが大前提です。
しかし、事故がなければそれで良いというわけではありません。
施工品質も重要です。
決められた仕様を守る。
必要な確認を行う。
確実に施工する。
成果物を正しく残す。
必要な報告を行う。
こうしたことも大切です。
そして私は、品質について、
「お客様に喜んでもらえる現象をつくること」
だと考えています。
単に工事が完成したという結果だけではなく、
「この会社に任せて良かった」
と思っていただくこと。
安心して仕事を任せられること。
これも品質の一部だと思っています。
安全と品質は、別々に考えるものではありません。
両方が揃ってこそ、信頼される仕事になる。
今回の表彰は、そのことを改めて考える機会になりました。
【優秀な作業班は、一人の力だけではつくれない】
今回表彰された作業班について、私が感じていることがあります。
それは、
「良いチームは、一人だけが優秀でもつくれない」
ということです。
もちろん、リーダーの役割は重要です。
安全に対する判断。
作業計画。
メンバーへの指示。
品質の確認。
元請会社との調整。
こうした部分でリーダーが果たす役割は大きいと思います。
しかし、リーダー一人だけで安全な現場をつくることはできません。
メンバーが安全ルールを守る。
必要なことを確認する。
分からないことを相談する。
周囲の状況を見る。
決められた手順を実行する。
こうした一人ひとりの行動が必要です。
だから私は、
「優秀なリーダーがいること」
と同じくらい、
「そのリーダーのもとで、メンバーが正しく行動できていること」
が大切だと考えています。
【リーダーに求められるのは、技術力だけではない】
アクトでは現在、階層別の人材育成にも力を入れています。
メンバー。
リーダー。
マネージャー。
それぞれの役割によって、求められる能力は変わります。
メンバークラスでは、まず自分自身の仕事を覚えることが重要です。
安全に作業する。
必要な技術を身につける。
資格を取得する。
決められたルールを守る。
自分でできる仕事を増やす。
そして、リーダーになると、
「自分ができる」
だけでは足りなくなります。
人に伝える。
仕事を任せる。
確認する。
必要な指摘をする。
チームとして成果を出す。
安全と品質について責任を持つ。
こうした力が必要になります。
私は、
「技術力が高い人」と「良いリーダー」は必ずしも同じではない
と考えています。
だからこそ、技術だけではなく、判断の質や人との関わり方についても育成していく必要があります。
【未経験からでも、評価されるチームの一員になれる】
今回の表彰実績について、採用という視点からもお伝えしたいことがあります。
アクトでは、未経験者の採用にも取り組んでいます。
最近も、未経験者2名の採用につながりました。
そのうち一人は、今回が初めての就職となる社員です。
電気工事や電気通信工事は、専門的な知識が必要な仕事です。
もちろん、入社したその日から経験者と同じように仕事ができるわけではありません。
しかし、正しい知識を学び、段階的に経験を積むことで、少しずつできることを増やしていくことは可能です。
そして、私が未経験者の採用で大切にしているのは、
「最初から技術があるか」
だけではありません。
学ぶ姿勢があるか。
教わったことを実行できるか。
分からないことを確認できるか。
安全ルールを守れるか。
周囲と協力できるか。
失敗したときに、次の行動を考えられるか。
こうした部分を大切にしています。
私は、仕事を通じて成長し、将来的には安全や品質で評価されるチームを支えられる人になってほしいと思っています。
【アクトの人材育成は5つの段階で考える】
アクトでは、メンバークラスの成長を5段階で考えています。
レベル1 知る
レベル2 分かる
レベル3 行う
レベル4 出来る
レベル5 分かち合う
という段階です。
最初は、仕事を知らないところから始まります。
道具の名前を知る。
安全ルールを知る。
施工方法を知る。
次に、なぜそうするのか理解する。
そして、実際に行う。
経験を積み重ねることで、自分でできるようになる。
さらに成長すると、自分が身につけた知識や経験を、次の人へ伝えられるようになる。
私は、この最後の「分かち合う」が重要だと思っています。
なぜなら、自分一人ができるだけでは、組織としての力は大きくならないからです。
自分ができるようになる。
次の人へ伝える。
次の人もできるようになる。
その人が、さらに次の人へ伝える。
こうした循環をつくることで、会社全体として技術や安全の水準を高めていきたいと考えています。
【安全を評価される会社で働く価値】
求職者の方にとって、会社選びではさまざまな条件があると思います。
給与。
休日。
勤務地。
仕事内容。
福利厚生。
もちろん、どれも大切です。
そのうえで、私はもう一つ考えていただきたいことがあります。
それが、
「その会社で、どのような仕事の基準を身につけられるのか」
ということです。
仕事を始めると、最初に教わったことが自分の基準になっていきます。
安全に対する考え方。
品質に対する考え方。
お客様への対応。
現場での振る舞い。
報告や相談の方法。
こうしたものを、日々の仕事を通じて身につけていきます。
だからこそ、どのような環境で働くかは重要です。
アクトには、2026年に関東No.1の安全作業班として表彰され、さらに施工優良班としても評価されたチームがあります。
私は、こうした実績を持つ社員たちがいることを、会社として大切にしたいと思っています。
そして、その仕事の考え方や基準を、次の世代へ伝えていきたいと考えています。
【アクトが目指すのは「良好な人間関係×高業績」】
私は、会社づくりにおいて、
「良好な人間関係×高業績」
という状態を大切にしています。
良好な人間関係とは、単に仲が良いということではありません。
必要なことを伝えられる。
間違いがあれば指摘できる。
困ったときに相談できる。
周囲の成長を支援できる。
そして、お互いに信頼できる。
そうした関係だと思っています。
安全に関わる仕事では、時に厳しい指摘も必要になります。
しかし、私は、
「厳しさ」と「理不尽さ」は違う
と考えています。
安全ルールを守らなければ、必要な指摘をする。
品質が基準に達していなければ、改善を求める。
しかし、人格を否定するような指導をする必要はありません。
相手を成長させることを目的として、必要なことを伝える。
私は、こうした関係の中でこそ、良いチームが育っていくと思っています。
【安全と品質の両方を高めることが、お客様への価値になる】
アクトの経営理念は、
「120%の喜びを提供する」
です。
私は、お客様の不満・不安・不足を解消し、求められていることへ確実に応えることが、まず100%だと考えています。
安全に施工する。
品質を守る。
約束を守る。
必要な報告をする。
安心して任せられる状態をつくる。
これらは基本です。
そのうえで、
「さらに何ができるだろう」
と考える。
お客様が不安に思う前に報告する。
問題になりそうなことを事前に共有する。
必要な確認を先回りして行う。
より良い方法を提案する。
そうした行動が、残りの20%につながると思っています。
今回いただいた、
「安心して見ていられる」
という言葉も、お客様に安心という価値を届けられたことを示す評価だと感じています。
私は、このような評価をいただける仕事を、もっと増やしていきたいと思っています。
【表彰はゴールではなく、次の成長への通過点】
今回、関東No.1の安全作業班として表彰されたことは、大変誇らしいことです。
そして、施工優良班としても評価されたことを、心からうれしく思っています。
しかし、私は、ここがゴールだとは考えていません。
安全には終わりがありません。
品質にも終わりはありません。
昨日まで事故がなかったから、明日も大丈夫とは限りません。
今回評価されたから、次の現場でも自動的に同じ評価をいただけるわけでもありません。
だからこそ、今回の結果に満足するのではなく、
「なぜ評価されたのか」
「どのような行動が良かったのか」
「他の作業班にも共有できることはないか」
「会社全体として、さらに良くできることはないか」
ということを考えていく必要があります。
私は、一つの班の良い成果を、会社全体の成長につなげていきたいと思っています。
【良い仕事を「個人の能力」で終わらせない】
アクトでは現在、基準化・標準化にも力を入れています。
経験者の頭の中にある知識を言葉にする。
必要な手順をマニュアルにする。
写真や図を使って、基準を見えるようにする。
リーダーへ共有する。
リーダーからメンバーへ伝える。
現場で実行する。
そして、改善する。
こうした仕組みをつくっています。
私は、優秀な社員が一人いるだけでは、組織として十分ではないと思っています。
その社員が身につけた知識や経験を、次の人へ伝えられること。
その人がいなくても、会社として同じ基準で仕事ができること。
これが重要です。
今回、安全と品質の両方で評価された作業班の実績も、今後の人材育成や組織づくりに活かしていきたいと思っています。
【建設業のカラーを変えるために】
アクトには、
「建設業のカラーを変える」
というビジョンがあります。
私は、建設業という仕事に誇りを持っています。
電気や通信という、社会に欠かせないインフラを支えているからです。
しかし、仕事の価値をさらに高めていくためには、そこで働く人の価値も高めていく必要があります。
安全について正しく判断できる。
品質を大切にできる。
お客様のことを考えられる。
周囲と協力できる。
人へ教えられる。
次の世代を育てられる。
そうした人を増やしていきたい。
そして、
「建設業で働く人は素晴らしい」
「この仕事をしている人たちに任せたい」
と思っていただける業界にしていきたい。
そのためには、言葉だけではなく、実際の成果が必要です。
今回の表彰は、アクトにとって、その成果の一つになったと思っています。
【これからアクトで働く仲間へ】
もし今、就職や転職を考えている方がこの記事を読んでくださっているのであれば、最後にお伝えしたいことがあります。
アクトは、最初からすべてができる人だけを求めている会社ではありません。
未経験者の採用にも取り組んでいます。
技術や知識は、入社後に学び、経験を積み重ねながら身につけていくことができます。
しかし、安全を軽く考えてよいわけではありません。
教わったことを実行する。
必要なルールを守る。
分からないことを確認する。
自分の行動を振り返る。
周囲と協力する。
そして、少しずつできることを増やしていく。
こうした姿勢を大切にしてほしいと思っています。
今回、関東No.1の安全作業班として表彰された社員たちも、日々の仕事を積み重ねてきました。
私は、これから入社する方にも、こうした安全と品質を大切にする環境の中で、自分自身の価値を高めていってほしいと思っています。
最初は未経験でも構いません。
大切なのは、
「これからどう成長していきたいのか」
ということです。
アクトの考え方に共感し、電気工事・電気通信工事の仕事を通じて自分自身を成長させたい方は、ぜひ採用情報をご覧いただければと思います。
【最後に】
2026年。
アクトの作業班が、発注者から関東No.1の安全作業班として表彰されました。
さらに、同じ作業班が元請会社から施工優良班として表彰をいただきました。
安全と施工品質。
その両方で評価されたことは、私たちにとって大きな喜びです。
そして、
「安心して見ていられる」
という言葉は、これからも大切にしていきたい評価です。
私は、これからのアクトを、
「良い仕事ができる人がいる会社」
から、
「良い仕事ができる人が育ち続ける会社」
へ、さらに成長させていきたいと思っています。
そのために、安全教育を行う。
技術を磨く。
判断の質を高める。
リーダーを育てる。
基準を共有する。
次の世代へ経験を分かち合う。
そして、また新しい成果をつくる。
今回の表彰を励みに、これからも一つひとつの現場へ誠実に向き合っていきます。
人が育てば、組織は変わる。
組織が変われば、お客様へ届けられる価値が変わる。
その価値が、建設業の未来を変えていく。
私たちアクトは、これからも安全と品質の両面で信頼される会社を目指し、日本の通信・電気・インフラを支える力を高め続けます。