代表の佐々木です。
「電気工事の仕事に興味はあるけれど、未経験でも大丈夫だろうか」
「建設業は厳しいイメージがある」
「専門的な知識や資格がないと働けないのではないか」
「入社してから、きちんと仕事を教えてもらえるのだろうか」
転職や就職を考えている方の中には、このような不安を持っている方もいるのではないでしょうか。
特に電気工事や電気通信工事は、専門性が高く、未経験の方にとって仕事内容がイメージしにくい業界だと思います。
最初から技術がなければいけない。
経験者でなければ活躍できない。
そんな印象を持っている方もいるかもしれません。
しかし、私は必ずしもそうではないと考えています。
もちろん、技術や知識は必要です。
安全に仕事をするためには、正しい知識を身につけなければなりません。
そして、経験を積み重ねることも必要です。
ただ、最初からすべてを持っている人はいません。
だからこそ、私は採用において、
「今、何ができるか」
だけではなく、
「これから成長していこうとする姿勢があるか」
を大切にしています。
アクトでは最近、未経験者2名の採用につながりました。
そのうちの一人は、今回が初めての就職となる社員です。
私たちは、未経験者を採用すること自体を目的としているわけではありません。
その人がアクトで仕事を覚え、技術を身につけ、自分自身の価値を高めていけること。
そして、仕事を通じて自分の人生の選択肢を広げていけること。
そこまで考えて採用と人材育成に取り組んでいます。
今回は、アクトが未経験者の採用をどのように考え、入社後にどのような教育を行っているのか、そして社員にどんな成長を期待しているのかについてお伝えします。
【未経験でも電気工事の仕事はできるのか?】
結論から言えば、未経験からでも電気工事・電気通信工事の仕事を学び、成長していくことは可能です。
ただし、誰でも入社したその日から、すべての仕事ができるわけではありません。
電気を扱う仕事には危険が伴います。
高所作業もあります。
専門的な工具や設備を扱うこともあります。
必要な資格や特別教育もあります。
だからこそ、段階的な育成が必要です。
私は、未経験者に最初から高い技術力を求めるよりも、
「正しい知識を身につける」
「安全について理解する」
「教わったことを実行する」
「分からないことを確認する」
という基本を大切にしたいと考えています。
その基本を積み重ねることで、少しずつできることが増えていきます。
大切なのは、最初から完璧であることではありません。
知らなかったことを知る。
分からなかったことを理解する。
できなかったことに挑戦する。
そして、できるようになる。
その成長を継続していくことだと思います。
【入社後、どのような教育を受けるのか?】
未経験で就職する方にとって、入社後の教育は特に気になる部分だと思います。
アクトでは、最近入社した未経験社員に対し、最初に約6日間の教育を行いました。
まず、人事教育として約2.5日間。
ここでは、社会人としての基本的なルールや仕組み、ビジネスマナー、ビジネス用語などを学びます。
また、アクトが大切にしている経営理念やビジョン、判断基準、評価制度についても説明します。
私は、仕事を覚える前に、
「どんな会社で働くのか」
「会社は何を大切にしているのか」
「どのような行動が求められるのか」
を理解してもらうことが大切だと考えています。
そして、安全や現場に関する教育として約3.5日間。
基本的な安全ルールを学びます。
訓練用の電柱を使用した昇柱訓練も行います。
安全仮設の意味や目的についても学びます。
フルハーネス型墜落制止用器具に関する特別教育など、必要な教育も実施します。
さらに、安全についての理解度を確認する試験や、元請会社での新規入場者教育なども行います。
もちろん、約6日間の教育ですべてを覚えられるわけではありません。
ここは、あくまで仕事を始めるための土台です。
その後は、現場で経験を積みながら、段階的に仕事を覚えていきます。
重要なのは、
「何も知らないまま現場へ行き、見よう見まねで覚える」
という状態を減らすことです。
【なぜ安全ルールの「理由」まで教えるのか?】
私は、未経験者の教育では、安全について特に力を入れる必要があると考えています。
例えば、
「このルールを守ってください」
と伝えることは簡単です。
しかし、それだけでは不十分だと思っています。
なぜ、そのルールが必要なのか。
なぜ、その行動をしてはいけないのか。
守らなかった場合、どのような危険があるのか。
何を防ぐためのルールなのか。
ここまで理解する必要があります。
私は社員へ、
「自分が正しい安全知識を持っていなければ、自分自身を守ることができない。そして、人を守ることもできない」
という考え方を伝えています。
正しい知識は、自分を守るための大切な武器です。
だから、ただルールを暗記するのではなく、その理由まで理解してほしいと思っています。
電気工事や電気通信工事は、社会に必要とされる仕事です。
しかし、危険について十分に理解していなければ、安全に仕事を進めることはできません。
だからこそ、技術の前に安全。
これが、私たちの教育で大切にしていることです。
【アクトの人材育成は5段階で考える】
では、入社後はどのように成長していくのでしょうか。
アクトでは、メンバークラスの成長を5段階で考えています。
レベル1「知る」
レベル2「分かる」
レベル3「行う」
レベル4「出来る」
レベル5「分かち合う」
という段階です。
まず、仕事を知ることから始まります。
道具の名前を知る。
作業の目的を知る。
安全ルールを知る。
次に、その意味が分かるようになります。
なぜその作業が必要なのか。
なぜその手順なのか。
何を確認すべきなのか。
そして、教わったことを実際に行うようになります。
経験を積み重ねることで、少しずつ自分でできる仕事が増えていきます。
さらに成長すると、自分ができるだけではなく、次の人へ知識や経験を伝えられるようになります。
これが「分かち合う」です。
私は、この最後の段階が特に重要だと思っています。
なぜなら、
自分ができることと、人へ教えられることは違うからです。
自分の技術を高める。
その技術を人へ伝える。
次の人ができるようになる。
そうやって、会社全体としてできることが増えていく。
この循環をつくりたいと思っています。
【資格取得も、成長の道筋の一つ】
電気工事の仕事では、資格取得が重要になります。
例えば、第二種電気工事士。
そのほかにも、実際の業務内容や役割によって、必要となる資格や特別教育があります。
アクトでは、社員の成長段階や役割に応じて、取得すべき資格や教育の基準を整理しています。
何となく資格を取る。
周囲が持っているから取る。
ということではなく、
「今の自分には何が必要なのか」
「次の段階へ進むために、何を身につける必要があるのか」
が分かる状態にしていきたいと考えています。
ただし、資格を取ること自体が最終目的ではありません。
資格を取得する。
知識を身につける。
現場で経験を積む。
正しい判断ができるようになる。
安全と品質を守れるようになる。
そして、お客様へ提供できる価値が高まる。
資格取得も、そうした成長につながってこそ意味があると思っています。
【アクトが採用で大切にしていること】
私は、採用に妥協したくないと考えています。
ただ人数を増やすために採用する。
現場が忙しいから、とにかく誰かを採用する。
それでは、本人にとっても会社にとっても良い結果にならない可能性があります。
私が大切にしているのは、
「この人と一緒に成長していけるか」
という視点です。
もちろん、経験者であれば、その技術や知識は大きな強みになります。
しかし、経験があることだけを評価するわけではありません。
未経験でも、
素直に学ぼうとする。
分からないことを確認する。
教わったことを実行する。
失敗したときに原因を考える。
次にどうすれば良いか考える。
周囲と協力する。
こうした姿勢を持った人には、成長する可能性があると思っています。
反対に、どれだけ経験があっても、他人のせいにするばかりで自分の行動を改善しようとしなければ、成長は難しいかもしれません。
私たちは、現在持っている技術だけではなく、
「これからどのような人になっていこうとしているのか」
を大切にしたいと考えています。
【失敗したときに、どう考えるか】
仕事を覚える過程では、うまくいかないこともあります。
一度教わったことを忘れてしまう。
思ったように作業できない。
指示された内容を正しく理解できない。
失敗することもあるでしょう。
もちろん、安全に関わることや、重大な品質問題につながることについては、必要な基準を守らなければなりません。
そのうえで、私は失敗したときの考え方が重要だと思っています。
「なぜできなかったのか」
「原因は何だったのか」
「次はどうすれば良いのか」
「自分が実行できることは何か」
ここまで考える。
アクトでは、
「自責 → 原因分析 → ネクストアクション → 実行」
という考え方を大切にしています。
自責という言葉は、何でも自分が悪いと思うことではありません。
起きた事実を正しく確認したうえで、
「では、自分は次に何をできるのか」
と考えることです。
そして、考えて終わるのではなく、実際に行動する。
私は、こうした積み重ねが人の成長につながると思っています。
【仕事を覚えた先には、リーダーという選択肢もある】
アクトでは、メンバークラスの先にリーダークラスがあります。
さらに、その先にはマネージャークラスがあります。
ただし、リーダーになるということは、単純に技術力が上がったということではありません。
自分が仕事をできるだけではなく、チームとして成果を出すことが求められます。
安全を守る。
品質を守る。
メンバーへ仕事を伝える。
必要なことを確認する。
相談を受ける。
状況に応じて判断する。
そして、人の力を借りながら仕事を進める。
こうした能力が必要になります。
私は、
「技術的に優れている人」と「良いリーダー」は、必ずしも同じではない
と考えています。
だからこそ、リーダーになるためには、技術だけではなく、判断の質や人との関わり方についても学んでいく必要があります。
アクトでは、階層別の研修なども活用しながら、社員の成長を支援しています。
最初は未経験だった人が、仕事を覚え、資格を取得し、経験を積み、将来リーダーになる。
そのような成長も、目指せる会社にしたいと思っています。
【新しい技術も、人の成長のために活用する】
最近、アクトでは社員へAIのアカウントを付与し、活用を進めています。
今回、アカウントを付与するにあたり、AI教育の場も設けました。
目的は大きく三つです。
生産性の向上。
ケアレスミスの防止。
思考の整理。
です。
ただし、私は社員へ、
「AIの言うことを、そのまま聞いてはいけない」
という考え方を伝えました。
AIの答えが100%正しいとは限りません。
AIが答えたから正しい。
AIが提案したから採用する。
それでは、自分で考える力が育たないと思っています。
AIが出した回答を採用すると判断したのであれば、その判断をしたのは人間です。
最終的な判断は、あくまで本人が行う。
会社の基準や原理原則に照らして考える。
事実を確認する。
そして、自分で責任を持って実行する。
私は、AIを人間の代わりに考えさせるものではなく、
「人間が主体的に仕事をするための、生産性を高める道具」
として活用してほしいと考えています。
AIを使って思考を整理する。
文章の確認をする。
見落としがないか確認する。
複数の考え方を整理する。
そのうえで、人間が判断する。
こうした使い方ができれば、仕事の質を高める助けになります。
私たちは、技術や仕組みが変化しても、人間が考えることの大切さは変わらないと考えています。
【建設業は、まだまだ変わっていける】
アクトは、
「建設業のカラーを変える」
というビジョンを掲げています。
私は以前から、建設業の働く環境について、変えていきたいと感じていることがありました。
理不尽な指導。
人によって異なる基準。
見て覚えることだけに頼った教育。
経験が浅いという理由だけで、自分の意見を言いにくい環境。
もちろん、建設業には素晴らしい技術を持った方々がたくさんいます。
仕事に誇りを持ち、社会を支えている人たちがいます。
しかし、教育や人との関わり方については、もっと良くできる部分があると思っています。
だから私は、アクトでは、
正しい基準を伝える。
なぜ必要なのかまで説明する。
実際に経験する機会をつくる。
分からないことを確認できる関係をつくる。
必要な指摘は行う。
ただし、人格を否定するような指導はしない。
こうしたことを大切にしていきたいと考えています。
【優しいだけの会社ではなく、成長できる会社へ】
ここは、求職者の方にも知っていただきたい部分です。
私は、
「何をしても許される会社」
をつくりたいわけではありません。
安全ルールを守ること。
約束を守ること。
必要な報告を行うこと。
品質を大切にすること。
教わったことを実行すること。
こうしたことは、仕事をするうえで必要です。
できていないことがあれば、指摘することもあります。
しかし、その目的は、相手を否定することではありません。
成長してもらうためです。
私は、
「厳しさ」と「理不尽さ」は違う
と考えています。
安全や品質について妥協しないことと、人を大切にすることは両立できます。
アクトでは、
「良好な人間関係 × 高業績」
という状態を目指しています。
仲が良いだけの組織ではなく、互いに成長を支援しながら、高い成果を出せる組織です。
【仕事を通じて、人生の選択肢を増やしてほしい】
私が人材育成に力を入れている理由は、会社を成長させたいからだけではありません。
私は、アクトで働く社員一人ひとりに、
「仕事を通じて、自分自身の人生を豊かにしてほしい」
と心から思っています。
未経験で入社する。
仕事を覚える。
技術を身につける。
資格を取得する。
できる仕事が増える。
周囲から信頼される。
収入を高める。
リーダーを目指す。
人を育てられるようになる。
そうして自分自身の価値が高まれば、人生の選択肢も増えていくと思っています。
もちろん、すべての社員が同じ道を進む必要はありません。
大切にしているものも違います。
目指しているものも違います。
だからこそ、会社としてできることは、
「成長するための情報と機会を提供すること」
だと思っています。
私は、社員の人生を決めることはできません。
しかし、社員が自分自身の人生をより良くしていくための選択肢を広げることはできると思っています。
そのための環境をつくることが、経営者としての大切な役割だと考えています。
【アクトで働くことで、どんな自分になれるのか】
就職や転職を考えるとき、
給与。
休日。
勤務地。
仕事内容。
こうした条件はもちろん大切です。
しかし私は、それに加えて、
「その会社で働くことで、どんな自分になれるのか」
という視点も持っていただきたいと思っています。
今はできないことができるようになる。
知らなかったことを知る。
専門的な技術を身につける。
資格を取得する。
人との関わり方を学ぶ。
責任ある仕事を任される。
仕事を通じて自信をつける。
将来の選択肢が増える。
私は、仕事にはこうした価値があると思っています。
アクトでは、その成長を本人だけに任せるのではなく、会社として支援していくことを大切にしています。
【未経験者も、経験者も。これから成長したい人と働きたい】
アクトでは、電気工事・電気通信工事の仕事を通じて、一緒に成長していける仲間を求めています。
これまで電気工事の経験がなかった方。
別の業界で働いてきた方。
初めて社会人になる方。
すでに現場経験があり、さらに技術を高めたい方。
将来、リーダーやマネージャーを目指したい方。
それぞれに違う経験や強みがあると思います。
経験の有無だけで、その人の可能性が決まるとは考えていません。
ただし、誰でもいいというわけでもありません。
私たちが大切にしている考え方に共感し、
「もっと成長したい」
「自分のできることを増やしたい」
「周囲と協力して良い仕事をしたい」
「自分の仕事に誇りを持ちたい」
と考えている方と、一緒に働きたいと思っています。
【埼玉県川口市から、日本のインフラを支える仕事を】
アクトは、埼玉県川口市を拠点に、電気工事・電気通信工事を行っている会社です。
私たちが関わっているのは、社会を支える電気や通信のインフラです。
普段、当たり前のように使っている電気。
当たり前のようにつながる通信。
そうした社会の基盤を支える仕事に携わっています。
私は、せっかく電気や通信の工事会社を経営しているのであれば、
「本当に社会から必要とされる価値のある会社になりたい」
と考えています。
そのためには、会社の設備や技術だけでは足りません。
そこで働く人が成長する必要があります。
一人ひとりの技術が高まる。
判断の質が高まる。
安全と品質が高まる。
リーダーが育つ。
次の世代が育つ。
その積み重ねが、会社として社会へ届けられる価値を高めていくのだと思っています。
【これから仕事を探している方へ】
もし今、
「今の自分には、特別な技術がない」
「新しい仕事に挑戦したいけれど、不安がある」
「これから何か専門的な力を身につけたい」
「自分自身を成長させられる環境で働きたい」
と考えているのであれば、ぜひ一度、アクトという会社を知っていただければと思います。
私たちの仕事は、決して簡単なことばかりではありません。
覚えることもあります。
安全について真剣に学ぶ必要があります。
うまくいかないこともあります。
時には、厳しい指摘を受けることもあるでしょう。
しかし、その一つひとつを成長の機会に変えていくことができれば、昨日までできなかったことができるようになります。
そして、できることが増えれば、仕事の面白さも変わってくると思います。
私は、これからのアクトを、
「人が育つ会社」
として、さらに成長させていきたいと思っています。
単に仕事を覚えるだけではなく、
仕事を通じて人として成長する。
技術を身につける。
判断する力を高める。
周囲と協力する力を身につける。
そして、自分自身の人生の可能性を広げていく。
そんな環境をつくりたいと考えています。
現在、就職や転職を検討されている方で、アクトの考え方に共感していただける方がいれば、ぜひ採用情報をご覧いただきたいと思います。
経験の有無だけではなく、これからどのように成長していきたいのか。
そのようなお話も、採用の場で聞かせていただければと思います。
【最後に】
私は、会社を成長させるために人を採用するだけではなく、
人が成長することで会社が強くなる。
そんな組織をつくりたいと思っています。
そして、会社が強くなることで、お客様へ届けられる価値を高める。
その価値によって、社会へ貢献する。
この循環をつくっていきたい。
人が育てば、組織は変わる。
組織が変われば、お客様へ届けられる価値が変わる。
その価値が、建設業の未来を変えていく。
私たちアクトは、
「建設業のカラーを変える」
というビジョンのもと、これからも人づくりに力を入れ、日本の通信・電気・インフラを支える力を高め続けます。
仕事を通じて自分自身を成長させたい方。
新しいことへ挑戦したい方。
自分の可能性を広げていきたい方。
皆さんとの出会いを楽しみにしています。